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大きい声を上げる子(感情は物質)

baby wearing knitted sweater playing with a wooden toy ブログ
Photo by Ivan Samkov on Pexels.com
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心の問題を考えて見ると

心の悩みは、家族、職場、友人、男女関係などの人間関係が多いと思います。

そしてそれは結局、怒り、悲しみなどの感情によって苦しんでいるわけですが
この湧き上がる感情は何処からくるかというと感情の正体は、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミン、その他数十の脳の中で作られるの神経伝達物質です

ホルモン物質が脳内で複雑に作用して
様々な感情として湧き上がるのです。
つまり感情は物質と言えます。

ある小学4年の男の子の話です。
(クライアントのお孫さんです。)
この男の子は非常に頭の良くて、公文式では、一年生の時から6年の問題を解く子でした。 
道路が好きで地図を広げては、日本の道路を眺め、暗記するのが趣味です。
なにせ頭が良いので、将棋をはじめても半年で父が敵わなくなってしまいます。
この子の欠点は癇癪持ちと言うか、感情の抑えがきかない事です。
授業中に積極的な態度は良いのですが
先生が「この問題分かる人?」と聞くと。だいたいはこの子だけ
「はい!はい!はい!」
と大きい声で手をあげます。

授業は、この子の為だけではないので
先生はこの子を避けて他の子を指すと
「僕わかるよ!先生!」と大声をあげます。
いつもの事なので、先生がこの子を無視すると

更に大きい声でワーッ!授業中騒ぎます。
感情の制御が出来なくなるのです。

親戚の家に行っても
自分の思いどうりならないと、「どうして!?どうして!?」

家に帰る時間になっても、「もっとあそびたい!まだ帰らない!」
こんな感じで、大声で周りが引くほど主張します。
聡明な男の子ですが、湧き上がる感情を抑えられないのです。

この男の子は、小学生2年くらいから授業を混乱させる生徒として、スクールカウセリングを受ける様になりました。

僕はこの話を聞いて思ったのは
感情物質の過剰分泌です。自分の理性を感情物質が上回り、自分でもダメと分かってるけど自分抑えられず暴走してしまう、そう思いました。

今年の夏にその子の会う機会がありました。 祖母が自分の施療の日に連れて来たのです。
(僕が連れて来てと言ったのですが…)
その時に僕はその子に
「本当は頭では分かってるけど、体の中から力が湧いて、抑えられなくなって、それで声出しちゃうんだよね?」
こう聞くと
男の子は、否定も肯定もしないで、僕を観察するようにジーッと見ていました。
そこで
「授業中、問題が分かるのに先生が自分をさしてくれない時を思い出しごらん」
と言うと
男の子はコクッと頷きました。
すると、体の40-60センチ位でしょうか、空間にネガティブな固まりを感じはじめました。
感情と言っても、脳内物質ですから、体の異常は空間に現れます。
そこで音叉ヒーリングとして、そこに相殺する音叉を選んで鳴らしました。
1〜2分です。

翌月祖母が来ました。
「驚きました。今までなら大声を上げる場面でもすっかり落ち着くようになりました。しかも、授業中の自習の時は、クラスをまとめ役になり、勉強のわからない子にはサポートするほど、とても落ち着いた子になりました。不思議ですね。」
僕がやったのは、その子の思考パターンで、思い通りにならない時に、脳内神経伝達物質が過剰に出ると考え
それを調整する方法として
その感情発動時にアストラル体に現れる異常ポイントを探して、それを音叉の響きで正常化させる試みでした。

感情は物質作用であり、その物質は体の歪みと同列に、エネルギー体でも処理出来ると考えたのです。

実は、このアプローチの方法の成功事例はいくつかあるのですが
他の例で、小学校での揉め事が元で、おねしょをするようになった子の話を、機会があればまたしたいと思います。

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